ネオフィスト研究所、吉岡ゆうこ先生を招いて
調剤報酬改定学習会を開催しました。演題は「2025年ビッグイヤーに向けてなすべきこと~2016年度調剤報酬改定をからめて~」です。
2016年度調剤報酬改定は、今後の高齢化社会にむけた医療改革の第一歩。2018年の医療・介護同時改定にはこんな医療や薬局が求められるという点も含めての学習会となりました。
唯一変化するものだけが生き残る
「強いものでもなく、賢いものでもなく、唯一変化するものだけが生き残る」という言葉を吉岡先生から最初に頂きました。高齢化にむかう数年間は薬剤師・薬局をとりまく外部環境が大きく変化する。そのためには、みずからが変化することとのメッセージです。
地域や介護や医師の目からも
薬局にいると、薬剤師や薬局の視点からだけしか物事は見えてきません。吉岡先生から示唆していただいたのは、地域の目から見てどうか、介護の視点からみたらどうか、医師の視点からみたらどうかといった視点を変えて考えるということでした。
それらの視点からみると、薬剤師・薬局の行動も変化が求められていることが明らかではないかと。
きちんと点数を算定することも大切
最後の質問コーナーでは、在宅と外来服薬支援料が話題となりました。特に外来服薬支援料は算定範囲がひろがったためどこまで算定できるかがわからないこともありましたが、吉岡先生との質疑で色々なケースで算定可能であることを示唆して頂きました。
きちんと算定して、薬局のシステム化などの投資にきちんと回すことが大切とのメッセージを頂きました。