多職種連携で、地域医療の一員に
「気軽に健康相談のできる地域密着型の薬局を目指しています。」
私が薬剤師になって10年以上経ちます。この間にも薬局における薬剤師の業務が大きく変わったように実感します。わが国では生産人口が減少し、超高齢社会に突入し、尚も高齢化は進んで、医療費が増加し続けています。そんなバックグラウンドもあって、地域包括ケアシステムの構築に向けて様々な取り組みが行われています。その一員としての役割を果たしていくことが、今後の薬剤師に求められています。その鍵の一つになるのが他職種との連携ではないでしょうか。これまでの店舗や業務ではそういう機会は少なかったのですが、現在の店舗になってからは、積極的に機会を作ることを意識しています。複数の特別養護老人ホームの入居者様の処方箋も受け付けておりますので、施設の関係者様との連携も欠かせません。
薬局は大前提として患者様に信頼されていなければなりません。投薬時に服薬指導を行うのみで信頼関係を構築するのは、なかなか難しいところがあります。最近では地域のサロンに参加して、お薬の話をさせていただいたり、質問にお答えしたりする機会も積極的に取り入れています。投薬台越しとは違った患者様の一面を垣間見ることも多く、患者様との接し方を改めて考えさせられます。患者様に信頼されて、薬のことだけでなく気軽に健康相談に来て頂ける、地域密着型の薬局を目指しています。
対物から対人へという言葉をよく聞きます。これからは対人業務にも力を入れていこうという意味でのスローガンだと思っていますが、対物といわれている業務はこれからも必要ですし、薬剤師業務の基礎だと思っています。疎かにすることのないようにしたいですね。調剤・監査等でミスをしないよう、いつも心掛けて業務を行っています。
仕事では真面目に働き、責任を果たしたいと思っています。ストレスが溜まった時は、一人カラオケに行き、大熱唱してストレス発散します。歌が大好きな私は、最低でも3時間は歌いたいです。もちろん職場の仲間と行くことも好きです。歌うことも素晴らしいコミュニケーションツールであり、良き信頼関係の形成に役立つのだと思っています。